12月10日(日)に中山競馬場で行われるダートの短距離重賞の
カペラS(GIII・ダ1200m)に、美浦から出走する注目馬について、各調教師のコメント。
ニットウスバル(牡5・美浦・
高橋文雅)について、高橋調教師。
「これまで中1週で出走させたことがあまりなかったのですが、うまくケアできています。前走(オータムリーフS・OP・1着)は抜群のスタートから控えて競馬をしましたが、うまく溜めることができて終いは弾けてくれました。今回は芝スタートで周りも速くなって、後ろから運ぶ形になると思います。馬込みも捌ける馬ですし、行きたい馬が何頭かいるようなので、流れが速くなってくれるのが理想的ですね」
ノボバカラ(牡5・美浦・
天間昭一)について、天間調教師。
「前走(
JBCスプリント・JpnI・12着)後も馬は元気が良いですね。先週北村(宏)騎手が跨り、感触を確かめてもらいました。前走を見ると、
大井競馬場の馬場が合わなかったのかもしれません。今回は芝スタートで、この馬には理想的な条件になります。自分のペースで走って気分を損ねないのが1番ですし、改めて期待しています」
コーリンベリー(牝6・美浦・
小野次郎)について、小野調教師。
「先週は速い時計を出しましたが、しっかりケアをして反動もなく、今週(12/6)も良い追い切りができました。秋3戦目になりますが、仕上がり具合は丁度良い感じです。昨年のこのレースは3着でしたが、消極的な競馬になってしまいました。中山は問題ないですし、今年は積極的なレースをしてほしいです」
スノードラゴン(牡9・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「前走(
JBCスプリント・7着)後はトモに疲れが出ましたが、それも回復してきましたし、ここまで順調に調整できています。近走は前半力む分、終いが少し甘くなる傾向がありますが、中山は相性が良いのでうまく立ち回りたいですね。あとは骨っぽいメンバーの中で、58キロを背負うのがどうかでしょう」
(取材・写真:佐々木祥恵)