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【阪神JF】ラッキーライラック無敗の2歳女王 オルフェ初年度産駒いきなりG1奪取

  • 2017年12月11日(月) 09時10分
 「阪神JF・G1」(10日、阪神)

 無敗女王の誕生だ。2番人気のラッキーライラックが無傷3連勝でG1制覇。オルフェーヴルの初年度産駒が大舞台で輝いた。石橋脩は5年ぶりのG1制覇。幾多の名牝が誕生した舞台を制し、来春のクラシックへ弾みをつけた。2着は3番人気リリーノーブルで、3着は4番人気マウレア。1番人気ロックディスタウンは9着に沈んだ。

 三冠馬のDNAを受け継ぐ才媛の目の前に、名牝への道が開けた。2番人気のラッキーライラックが無傷の3連勝で2歳女王に。G1・6勝馬オルフェーヴルの初年度産駒から、いきなりG1馬が誕生した。

 石橋脩は断然人気だったそのオルフェーヴルを下した12年天皇賞・春ビートブラック)以来、2度目のG1制覇。「うれしいですね。前走は少し力んでいたけど、きょうは馬が落ち着いていて、ホントに賢い馬。抜群の反応でした」と、満足そうに端正な顔をほころばせる。

 道中は中団8番手の外を追走。「思ったより後ろになったけど、折り合っていたし、絶対に前走よりいい脚を使えると思っていた」。直線は手応え十分に外に持ち出し、左ステッキを連打。「“勝ちたい”と思っていた」。勝利への執念を腕に込め、先に抜けた同じ無敗馬リリーノーブルをかわしてゴール板を真っ先に駆け抜けた。

 G1戦線は外国人騎手が席巻中。天皇賞(キタサンブラック)の武豊以来、この秋2度目の日本人ジョッキーの勝利となったが、石橋脩にとっては、長く険しい道のりだった。「つらい時期もあったけど、自分なりに努力をして、またG1を勝ちたいと思ってやってきて良かった」と久々にかみしめる美酒の味に酔った。

 松永幹師は09年の秋華賞レッドディザイア)以来の平地G1制覇。「強かった。中団で人気馬を見ながら走れていたし、冷静に見ていましたね。ホントに力のある馬」と満面の笑みを浮かべた。丸内助手も「上に行く馬だと思っている。大物になるかなって思っていたからね」と胸を張る。G1初制覇は、まだまだ序章にすぎない。

 このあとは放牧へ。来春の桜花賞(4月8日・阪神)を目標に、チューリップ賞(3月3日・阪神)からの始動を視野に入れる。「距離は延びてもいいと思うし、来年が楽しみ」とトレーナー。寒風の吹く仁川で女王の座を射止めたオルフェーヴル産駒が、桜の季節に再び大輪を咲かせてみせる。

提供:デイリースポーツ

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