ホープフルSがGIに昇格したことで、今年からは「2歳マイル王決定戦」という形になった
朝日杯FS。GIタイトルを手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■12/17(日) 朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・阪神芝1600m)
ダノンプレミアム(牡2、栗東・
中内田充正厩舎)は新馬戦・
サウジアラビアRCと無傷の2連勝を飾っている。特に6月以来の休み明けだった
サウジアラビアRCは、好位から難なく抜け出してのレコード勝ちという強い内容だった。阪神外回りも新馬戦(4馬身差で圧勝)で経験済みで、3連勝でのGI制覇が期待される。
タワーオブロンドン(牡2、美浦・
藤沢和雄厩舎)は札幌の
クローバー賞で一度敗れているものの、
京王杯2歳Sなど、それ以外のレースでは全て圧勝している。今回は初のマイル戦だが、現時点ではこなせる範囲と考えていいだろう。
C.ルメール騎手をして「次の
ロードカナロア」と言わしめる大器、ここでGIタイトル奪取なるか。
ステルヴィオ(牡2、美浦・
木村哲也厩舎)はデビュー2連勝で挑んだ
サウジアラビアRCで2着に敗れたが、8枠スタートで後方からの競馬になりながらもよく追い上げてきた。まだ勝負づけが済んだとは言えず、枠や展開がプラスに向けば逆転は十分可能だろう。
その他、未勝利戦・もみじSと連勝中の
ダノンスマッシュ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)、
新潟2歳S勝ちの実績がある
フロンティア(牡2、栗東・
中内田充正厩舎)、休み明けの
デイリー杯2歳Sで3着のケイアイノーテック(牡2、栗東・
平田修厩舎)、北海道から中央に移籍した
ダブルシャープ(牡2、栗東・
渡辺薫彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。