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朝日杯FS・G1」(17日、阪神)
6月3日の阪神新馬戦を1番人気に応えて快勝。“世代一番星”の勲章を胸に、ケイアイノーテックが2歳マイル王を目指す。枠順は15日、3枠5番に決まった。
厩舎ゆかりの血統だ。10年プロキオンS&11年カペラSなどダート9勝を挙げた
ケイアイガーベラの2番子。2戦目の
デイリー杯2歳Sこそ3着に敗れたが、馬体重プラス22キロは成長分とはいえ、5カ月半ぶりの影響はさすがに否めない内容だった。平田師は「この中間、しっかり乗った。中身は違っているはず」と上積みを強調する。
この日朝は栗東坂路を軽く1本駆け上がり、あとは前日調整を残すのみ。「まだ1勝馬の身だからね。あとは強いメンバーとどこまで戦えるか。こちらはきっちり仕上げるだけ」と腕をぶす。引き当てた内めの3枠5番については「ゲートの出がいい馬だから、気にしていなかった。どんな競馬でもできる馬だからね」と話したが、出走馬の並びを見ながらまんざらでもない笑みを浮かべていた。
新コンビを組む幸は「今週の追い切りに乗ったが、とても乗りやすかった。追って伸びそうな感じ。しっかり追ったので、それがいい方向に出れば」と好感触を得た様子だ。態勢万全。再び仁川のマイルで輝きを放つ。
提供:デイリースポーツ