今年の
中央競馬も残すところあと3日。年末の
グランプリ・
有馬記念の注目はもちろんファン投票ダントツ1位の
キタサンブラックだろう。引退レースを勝利で飾ることができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■12/24(日)
有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)
キタサンブラック(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)がついにラストランを迎える。血統や距離、時計対応など様々な不安説が出ながら、その全てを吹き飛ばして6度のGI制覇を果たしてきた。前走の
ジャパンCは落鉄の不運などもあって3着に敗れたが、ここで有終の美を飾れるか。
シュヴァルグラン(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)はその
ジャパンCをV。7度目の挑戦で悲願のGI制覇を果たした。前走に引き続き、今年の世界ナンバーワンジョッキー・H.ボウマン騎手が騎乗するのは非常に心強い。GI連勝を決めて、新たな現役最強馬として名乗りを上げたいところだ。
スワーヴリチャード(牡3、栗東・
庄野靖志厩舎)は今年のダービー2着馬で、それ以来のレースとなった
アルゼンチン共和国杯を圧勝。今年の3歳世代は古馬混合重賞で10勝を挙げ、ダービー馬
レイデオロも
ジャパンCで
キタサンブラックに先着(2着)しているように、非常にレベルが高い。本馬もここでどんな競馬を見せてくれるか楽しみ。
その他、R.ムーア騎手とのコンビで春秋
グランプリ制覇を狙う
サトノクラウン(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)、休み明けの
エリザベス女王杯で3着の
ミッキークイーン(牝5、栗東・
池江泰寿厩舎)、昨年の4着馬
ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼雄厩舎)、
ジャパンC6着からの巻き返しを期す
レインボーライン(牡4、栗東・
浅見秀一厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時25分。