有馬記念前日の短距離重賞。ここはラストランを迎える
イスラボニータに注目したい。勝って有終の美を飾ることができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■12/23(土)
阪神C(3歳上・GII・阪神芝1400m)
イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)はここがラストラン。2014年の
皐月賞を勝って以降はGI勝利を果たせなかったが、一線級で堅実に走り続けた。前走の
マイルCSは5着に敗れたが、これは直線で他馬と接触し
バランスを崩したのが痛かった。ここでその鬱憤を晴らして、有終の美を飾りたいところだ。
サングレーザー(牡3、栗東・
浅見秀一厩舎)は
マイルCSで0.1秒差の3着。古馬との斤量差が1キロのため3歳馬不利と言われるレースで、勝った
ペルシアンナイトとともに世代レベルの高さを見せた。コース替わり、距離短縮は問題なく、ここも上位争いが期待される。
モズアスコット(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)は英国の怪物フランケルの初年度産駒。デビューは今年の6月と遅れたものの、3戦目の未勝利戦で初勝利を飾ると、そこから4連勝で一気にオープンクラスまで上がってきた。今回の相手はこれまでとは格が違うが、どんな競馬を見せてくれるか。
その他、
マイルCSで4着と健闘した
桜花賞馬
レーヌミノル(牝3、栗東・
本田優厩舎)、2015年2着・16年4着の
ダンスディレクター(牡7、栗東・
笹田和秀厩舎)、
CBC賞以来のレースとなる
シャイニングレイ(牡5、栗東・
高野友和厩舎)、重賞でも崩れていない
ビップライブリー(牡4、栗東・
清水久詞厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。