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【馬主・北島三郎2】父の助言から生まれた「キタサン」

  • 2017年12月19日(火) 07時10分
 「馬主・北島三郎2」

 キタサンブラックの活躍ですっかり有名となった冠名「キタサン」。これは、もともと北海道の父・大野一郎のアドバイスから生まれた。「お前の馬が勝ったといってもどの馬か分からない。すぐに分かる名前にしてくれよ」。それで北島の「北」。三郎の「三」から「キタサン」の冠名が誕生した。

 そんな経緯を含め50年以上もの馬主歴。馬主になったのは、歌手デビュー当時に所属していた芸能事務所・新栄プロダクションの西川幸男社長、さらに先輩歌手の春日八郎が馬主で「サブちゃん、馬はいいぞ!」と勧められたことがキッカケだった。

 最初は持ち馬は1頭のみ。だが「馬も疲れて休む。そんな時にもう1頭いてもいいかな!と2頭持った。そのうち2頭休んだら…と、3頭になり4頭になり。そうやって増えて毎週1頭くらいはどこかで走るようになるほど増えちゃった」。これまで所有した馬は200頭ほどになる。

 馬主となった初期に思い出す馬がいる。長男・竜氏の名前をそのままに名付けた「リュウ」。いきなりデビュー戦で勝利した。

 「デビュー曲が100万枚のヒットをしたみたいだった。この時はとにかく見ていて興奮した。1着になって中山競馬場の階段を3段か4段飛ばしで走って降りていったよ。我が子が勝ったみたいにうれしかった」。勝利の喜びを味わったことで、すっかり馬主にハマってしまった。

 このように最初のころは「リュウ」、次男が由来の「マコト」など、身近な人の名前を付けていたが、引退していく時のさみしさもありやめた。「キタサン」の冠名が生まれたのはそれからしばらくしてのことだった。=敬称略=

提供:デイリースポーツ

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