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イスラボニータなど、阪神C厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年12月21日(木) 19時25分
 12月23日(土)に行われる阪神C(GII・阪神芝1400m)に、今回がラストランとなる皐月賞イスラボニータなど、美浦からは4頭が出走する。4頭について、追い切り後の関係者のコメント。

イスラボニータ(牡6・美浦・栗田博憲)について、栗田調教師。
「前走(マイルCS・GI・5着)は不利でバランスを崩して満足に追えなかったアクシデントがすべてですね。今週(12/20)は前に馬を置いて追い切りましたが、肉体的にも違和感がなくて良い頃のスムーズなフットワークで走っていました。今回は前走から1ハロン短い1400mでどのような競馬をするかですけど、最後のレースなのでとにかく無事に回ってきてほしいですね。その上で、結果がどう出るかという気持ちです」

アポロノシンザン(牡5・美浦・鈴木伸尋)について、鈴木調教師。
「これまではスピードの違いでハナに行く競馬をしています。2、3番手からでも競馬はできるとは思いますが、今回も逃げる形になるでしょう。今週(12/20)は終い一杯に追って、予定通りの内容の追い切りで、ここを目標に良い感じで調整ができていますね。マイルCSから来る馬もいてメンバーは揃いましたが、この馬も力をつけていますので、1分20秒前半の時計ならチャンスはあると思いますし、得意の距離で楽しみを持っています」

エポワス(セン9・美浦・藤沢和雄)について、藤沢調教師。
「前走(キーンランドC・GIII・1着)から間隔はあきましたが、順調に来ています。年齢を重ねていますけど、休みを適度に挟んで出走させているので、馬は嫌がらずに一生懸命真面目に走ってくれますね。今週は前に馬を置いての追い切りでしたが、動きも良かったです。あとはJCを勝ったボウマン騎手に頑張ってもらいたいですね」

キャンベルジュニア(牡5・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「前走(スワンS・GII・10着)は状態は良かったのですが、馬場が悪くて力を出せませんでした。今回は放牧明けで、トモの緩さはずっとありますが、先週のポリトラックでの追い切りでの動きは良かったです。トモが緩いので、今の時期の力のいるウッドチップコースではなく、軽い馬場でスピードに乗せたいと思って、今週もポリトラックで追い切りました。動きは良かったですし、良馬場なら見直せると思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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