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【有馬記念】1枠両頭、キタサンブラック“いい塩梅での装蹄”とヤマカツエースの一発/ねぇさんのトレセン密着

  • 2017年12月22日(金) 20時05分
 有馬記念で希望の枠が取れるならば、ほぼみんなが内枠を引くことでしょう。それくらいコーナーを6回まわる中山芝2500mは枠順が重要です。

 皆が欲しがる1枠をひいたのは1番ヤマカツエースと2番キタサンブラック。このコーナーには何度となく登場しているヤマカツエースですが、いやぁ実にいい枠を引きました。器用な馬なので、俄然競馬がしやすくなりましたね!

 担当している土屋助手も「この枠ならインぴったりをまわってこれる」とニッコリ。

 状態は高値安定のヤマカツエースですが、「今年でいうなら、大阪杯(3着)と今回がいちばんいい」とのことでした。

 GIに手が届きそうで届かないヤマカツエースですが、ここまで条件が揃えば一発あるのでは!? と期待してしまします。

 そして、2番枠のキタサンブラック。これがラストランとは寂しい限りです。清水師はいつもニコニコしている先生ですが、キタサンブラックニンジンをあげているときの笑顔はとても穏やかで見ていて微笑ましいものでした。スターホースはラストランの競馬場でそのまま繁殖地へ行くケースが多く、トレセンとは輸送時にお別れになるものですが、キタサンブラックの場合は来年1月7日の引退式まで栗東にいることになります。また、姿は見れるけれども、やはり寂しいですね。

 前走、ジャパンカップは落鉄騒動がありましたね。幸い、その影響はなくキタサンブラックはそのあとも“いつもどおりの塩梅”で蹄鉄を履き替えています。キタサンブラックを担当するベテラン腕利き装蹄師は、「馬にとって蹄鉄は人間の靴と一緒です。落鉄があったからといって、鉄を留める釘を絞めすぎれば窮屈になる。ほどよい塩梅で打つのが一番です」と話していました。“いつもの塩梅”で、GI6勝を含めた11勝を勝ち取ってきているのです。当然でしょう。

 23日はいよいよ中山への輸送ですね。全馬無事に中山競馬場に到着する姿を楽しみに待っています。

(取材・写真:花岡貴子)

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