いよいよ2017年の
中央競馬も最終日を迎える。トリを務めるのは、今年からGIに昇格する
ホープフルSだ。昨年(GII)の勝ち馬
レイデオロは見事ダービー馬となったが、今年もスターホースは現れるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■12/28(木)
ホープフルS(2歳・牡牝・GI・中山芝2000m)
ジャンダルム(牡2、栗東・
池江泰寿厩舎)はス
プリントGIを2勝した名牝
ビリーヴの仔で、新馬戦・
デイリー杯2歳Sと連勝中。今回は2000mへの距離延長がカギとなるが、そこをクリアできれば上位争いは必至だろう。コンビを組む
武豊騎手は、ここを勝てば再び
JRA平地GI全制覇にリーチがかかる。
サンリヴァル(牡2、栗東・
藤岡健一厩舎)は新馬戦、
芙蓉Sと無傷の2連勝を飾っている。登録18頭のうち、中山コースを経験したことがあるのは本馬だけで、これは大きなアドバンテージと言えそう。一気の3連勝でGIタイトルを手にすることができるか。
ルーカス(牡2、美浦・
堀宣行厩舎)はGI・6勝を挙げた
モーリスの全弟。前走の東京スポーツ杯2歳Sでは
ワグネリアンに完敗したが、休み明けだった上、現時点での完成度にも差があった。今回はそこまでの相手はいない印象で、初代王座奪取のチャンスは十分と見る。年間GI最多勝記録に挑む
M.デムーロ騎手にも注目。
その他、
京都2歳Sで2着の
タイムフライヤー(牡2、栗東・松田国英厩舎)、東京スポーツ杯2歳Sで3着の
シャルルマーニュ(牡2、栗東・
清水久詞厩舎)、新馬戦・
黄菊賞と連勝している
ジュンヴァルロ(牡2、栗東・
友道康夫厩舎)、
C.ルメール騎手とコンビを組む
フラットレー(牡2、美浦・
藤沢和雄厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時30分。