阪神競馬場で行われる
ベテルギウスS(OP・ダ1800m)に美浦から出走する注目馬2頭について、管理する各調教師のコメント。
前走
浦和記念(JpnII)優勝の
マイネルバサラ(牡4・美浦・
松山将樹)について、松山調教師。
「前走後もダメージはなく、調整も順調です。前走は3コーナー付近でスパートをするイメージ通りの競馬でした。ジョッキーがこの馬の持ち味をわかってくれていますし、他の馬よりも小回りコースの走りがうまかったのも大きいですね。今回は阪神の1800mに条件は替わりますが、引き続き期待しています」
サウンドトゥルーの全弟で、前走の
師走S(OP)では9着に敗れたものの、前々走は重賞初挑戦の
みやこS(GIII)で2着と好走した
ルールソヴァール(セン5・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「前走はスタートでぶつけられて後手を踏む形になりました。揉まれると良くない馬が、揉まれる形の競馬になってしまいました。どこかで外に出せれば違ったと思います。遠征競馬で結果が出ていますので、今回は改めて期待ですね」
(取材・文:佐々木祥恵)