過去9回で10番人気以下の馬の優勝が4回という荒れる重賞。今年も混戦模様のメンバー構成となった。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
※年齢表記は出走時
■1/7(日)
フェアリーS(3歳・牝・GIII・中山芝1600m)
サヤカチャン(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)は
アルテミスSで13番人気ながら2着と好走。続く阪神JFでは14着に終わったが、1勝馬しかいないこのメンバーの中では力上位と言っていいだろう。このレースは関東馬が8連勝中だが、久々の関西馬Vなるか。
グランドピルエット(牝3、美浦・
田村康仁厩舎)は
京成杯オータムHを制した
ザレマの仔。前走の
ひいらぎ賞では牡馬2頭に先着を許した(3着)が、牝馬同士のここならチャンスは十分にあるだろう。父
ロードカナロアに初タイトルを届けられるか。
その他、
アルテミスSで4着の
トロワゼトワル(牝3、栗東・安田隆行厩舎)、新馬戦を勝った
ジーナスイート(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)、
デュッセルドルフ(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)、
レッドベルローズ(牝3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)、未勝利戦で断然人気に応えた
プリモシーン(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)なども重賞初制覇を狙う。発走は15時35分。