4日は今年はじめての出馬投票が行われたり、検疫が再開したりと栗東トレセンはすっかり通常営業です。正月気分はきれいに終わってしまいました(苦笑)。
今年初の検疫の中には昨年の
エリザベス女王杯を制した
モズカッチャンもいました。無事、栗東トレセンの自厩舎に帰ってきましたよ。
モズカッチャン、改めて見ると体のわりに顔が小さいんです!さらに眼がビー玉のように
クリクリしています。美少女ですね!
そして、顔に似合わず食い気は抜群によく、干し草に顔を突っ込んで食べたり、与えられたカイバを待ってましたとばかりに食べたりと元気いっぱいでした。
馬体重は500キロを少し超えているそうで、身体はかなりボリューミー。馬着はパツパツでしたが、走るのが大好きな
モズカッチャンなので冬場ではありますがあっという間に絞れるのではないでしょうか。
「曳いて歩いているとき、以前より高くなっていて背が伸びたのがわかりました。成長分もあるので、競馬では少しプラスになると思います」と担当の古川助手。
京都記念に向けて仕上げられますが、春の大目標は
ドバイシーマクラシック(3月31日、ドバイ・メイダン競馬場、芝2410m)です。
「結構メンバーが揃うと聞いていますが、ドバイ遠征のためにも結果が欲しいです」
モズカッチャンと古川助手、また新たな戦いの日々が始まります。
(取材・文:花岡貴子)