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ダイワメジャー産駒偉業挑戦 横山典の“神言”が後押し!?/トレセン発秘話

  • 2018年01月10日(水) 18時00分
 GII日経新春杯(14日=京都芝外2400メートル)でロードヴァンドールがやろうとしていることは、大げさに言ってしまえば競馬史を塗り替える“偉業”だ。ダイワメジャー産駒の1800メートル超の距離における重賞勝利――。歴史の壁を打ち破るための挑戦となる。

 2011年の産駒デビューから自身に似た快速馬を多数、出してきたダイワメジャー。そのイメージ通り、産駒のJRA重賞全27勝のうち、大半は1600メートルまでで、1800メートルですらカレンブラックヒルが制した12年のGII毎日王冠、15年のGIII小倉大賞典だけだ。

 ちなみに2000メートル以上の重賞での産駒の連対率は昨年まで5・7%という惨憺たるもの。ダイワメジャー産駒が2000メートル以上の重賞に出てくれば「即消し」としていいくらいだが、ロードヴァンドール陣営には何やら勝算があるようで…。

「俺はこの馬をいわゆるダイワメジャー(産駒)だと思ったことは一度もないからね。そうじゃなければ新馬戦から2000メートルを使っていないよ。ただ、(横山)ノリさんは俺の上を行っていた」とは昆調教師。

 トレーナーはロードヴァンドールの距離適性を2000メートル前後と捉えていたようだが、前走の中日新聞杯(3着)で騎乗した横山典は、さらなる距離延長を進言してきたそうだ。

「“3000メートルを使わせてみたい”って。2000メートルでもギアが入り切らないと感じたみたい。長めの距離での持久力勝負が向くと思ったんだろうな。まあ、あの人が言うことは大体、当たるから」(昆調教師)

 もちろん、横山典も“神”ではないので、全ての進言が当たるわけではないだろうが、昨年の暮れにも、それまでダートしか走っていなかったモーニン陣営に対して芝への転戦を進言。その言葉を受けて挑戦したGII阪神C(6着)では、近走は競馬をやめてばかりいた馬が、上がり33秒7の決め手を発揮して復調の兆しを見せたことに、坂路野郎は驚かされたばかりだ。

 果たして今回の“カリスマ”ベテランジョッキーのアドバイスはどう出るのか…。実に興味深いレースになりそうだ。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

東京スポーツ

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