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クインズミラーグロなど、愛知杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2018年01月11日(木) 19時55分
 1月13日(土)に中京競馬場で行われる牝馬限定の重賞・愛知杯(GIII・ハンデ・芝2000m)に美浦から出走する注目馬について、管理する各調教師のコメント。

クインズミラーグロ(牝6・美浦・和田正道)について、和田調教師。
「今週は月曜日にしっかりやっていて、今日(1/11)は軽めに追いましたが良い感じでした。テンションがあまり高くならないように、このパターンで調整をしています。

 前走(エリザベス女王杯・GI・14着)からは少し間があきましたが、仕上がり早の馬なので大丈夫でしょう。中京の2000mという条件も合っていますし、ハンデの54キロも良いので楽しみですね」

ゲッカコウ(牝5・美浦・高橋義博)について、高橋調教師。
「今週(1/10)はウッドチップの馬場状態が良かったのでスーッと伸びてくれましたし、仕上がりは問題ないですね。前走(ディセンパーS・OP・2着)は折り合いもつきましたし、4コーナーでは勝てるのではないかと期待したのですが、勝ち馬が強かったですね。今回は強いメンバーが揃いましたが、以前より折り合いがつくようになっていますし、折り合いさえつけば終いの脚は使えるでしょう」

リカビトス(牝4・美浦・奥村武)について、奥村調教師。
「以前あったような歩様の乱れは改善されてきて、少しずつ良くなっていますね。今週(1/10)は坂路で予定通りの追い切りでしたが、あのくらいの時計(53.0-38.7-25.9-13.0)は楽に出ますし、中京までの輸送を考えると十分でしょう。

 昨年の優勝馬(マキシマムドパリ)が56キロで、こちらは51キロと斤量差がありますので、つけ入る隙はあると思います。これまで左回りで結果が出ていますし、中京の2000mという条件も良さそうですね」

ワンブレスアウェイ(牝5・美浦・古賀慎明)について、古賀調教師。
「ここ2戦はスタートがひと息でしたし、前走(ターコイズS・GIII・8着)は直線で包まれてしまって、脚を伸ばせませんでした。ここまで順調に来ていますし、今週(1/10)の追い切りは走りやすい馬場だったこともあり時計も良く、動きも良かったです。メンタル面も成長していますし、1800mでは上手に立ち回れていますし、中京の2000mも問題ないでしょう。

 姉(タガノエリザベートキャットコイン)や妹(ロックディスタウン)が重賞を勝っていますので、この馬も勝たせてあげたいですね。あとは普通にゲートを出てくれればと思います」

ブラックオニキス(牝4・美浦・加藤和宏)について、加藤調教師。
「先週までしっかりやっていますので、今週(1/11)は調整程度の追い切りでした。見た目に大きく変わったところはありませんが、中身は良くなっています。レース間隔があきましたが、状態は変わらないですね。牝馬同士の一戦なので、重賞でもやれると思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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