AJCC(GII・中山芝2200m)に出走予定の
ゴールドアクターなど注目馬3頭について、管理する各調教師のコメント。
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ゴールドアクター(牡7・美浦・
中川公成)について、中川調教師。
「今週(1/17)は、テンが少しはやくなりましたけど、終いもしっかりやれていますし、コンディションも良いです。年齢のせいかズブさが出てきて、若い頃のようには動きませんが、先週に比べると良くなっていますし、競馬に行けば変わる馬ですからね。今週乗った
吉田隼人騎手(レースでは
武豊騎手)も、フットワークは問題ないですし、良い感じだと言っていました。
武騎手とはまだ話をしていませんが、精神的にズブさが出てきたことは伝えようと思います。このあとは
大阪杯(GI)から
宝塚記念(GI)を予定しています」
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ショウナンバッハ(牡7・美浦・
上原博之)について、上原調教師。
「以前はトモが緩く、ゲートを出て後方からの競馬でないと脚を使えませんでしたが、今は道中で良い位置から運んで終いに脚を使えるようになりました。先週、今週とそれなりに時計を出していますし、馬がしっかりしてきたので不安なく追い切りができます。
近走はスローペースや大外枠など条件は厳しかったですけど、そのわりに頑張っていますし、展開が向いてこの馬のレースができれば良いですね」
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レジェンドセラー(牡4・美浦・
木村哲也)について、木村調教師。
「前走(
オリオンS・1600万下・1着)後はノーザンファーム天栄に放牧に出して、年が明けてすぐに戻ってきています。今週(1/17)の追い切りはウッドチップコースの状態が悪い中でも時計を出していますし、状態は安定していますね。
あまり器用ではないので中山との相性は何とも言えませんが、ここ2戦連続で結果を出してくれた
ルメール騎手が騎乗しますし、前走もうまく立ち回って結果を出してくれましたからね。ここでトップホースに挑戦して、今回の経験が今後にも行きてほしいと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)