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GIにつながるレース、ハンデ戦ながら実績馬強し/シルクロードS展望

  • 2018年01月24日(水) 08時00分
 高松宮記念までは2か月間隔があるが、阪急杯は1400mなので、関西圏で行われる1200mのステップ重賞はこれひとつしかない。昨年のセイウンコウセイ、一昨年のビッグアーサーと、近2年の高松宮記念勝ち馬はここをステップにしており、ハンデ戦でありながらGIを展望する上で重要な一戦になっている。

1.器用さと瞬発力が問われる

 最近9年間はレースの上がり3Fが35秒を切っており、33秒台になったことも5回ある。短距離戦は、スタートからダッシュを利かせて前傾ラップのスピード勝負、というイメージもあるが、このレースでは器用さと瞬発力が要求される。

2.サンデー系対ミスプロ系

 器用さと瞬発力が問われるというデータの血統面からの裏付け。過去10年でミスタープロスペクター系が5勝、サンデーサイレンス系が4勝と、ほぼこの両系統の一騎討ちの様相になっている。

3.軽ハンデ馬の台頭の余地は小さい

 昨年はトップハンデ(57.5kg)のダンスディレクターが勝利。これを含め8年続けて57kg(牝馬は55kg)以上を背負った馬が勝っていて、斤量が重くなるほど正比例して成績が上がる傾向が出ている。


 ファインニードルは昨シーズンに本格化してGIIのセントウルSを制した。セントウルSが上がり3F33.4秒で、準オープンの水無月Sを勝ったときが33.7秒と、上がりが速いレース展開で鋭い決め手を使える馬で、京都芝1200mも3走して1、2、4着と好相性。スプリンターズSの大敗は使い詰めの疲労の影響が大きく、リフレッシュした今回は本来の走りが期待できる。

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