「根岸S・G3」(28日、東京)
明け8歳馬の
ベストウォーリアが元気いっぱいだ。24日、栗東坂路で4F53秒0-38秒4-13秒0をマーク。同厩の
ヴィルデローゼ(4歳500万下)に半馬身遅れたものの、最後までパワフルな脚さばきを披露した。昨年11月の武蔵野S7着以来の実戦となるが、休み明けの不安は全くなさそうだ。
石坂師は「この時期は馬体が絞りにくい」と言う通り、多少太め感は残っているが、年明けの3日からCWで3週続けて併せ馬を消化。特に先週の17日は馬なりで6F82秒0の好時計を出し、この馬本来の豪快な走りっぷりが戻ってきている。
2週続けて追い切りの手綱を取ったルメールは「先週はまだ太く感じたが、(きょうは)とても良かった」と手応えたっぷりの口ぶり。昨年のこのレースで2着、続くG1の
フェブラリーSでも2着に入っている。自慢の末脚勝負で古豪が復活を目指す。
提供:デイリースポーツ