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【京都記念】クリンチャー陣営「今年は飛躍の年にしたい」/ねぇさんのトレセン密着

  • 2018年01月26日(金) 14時00分
 宮本厩舎は毎年1月の成績がいいのですが、今年も例外に漏れず既に4勝をあげています。先週はニシノラッシュで京都のメインレース・石清水Sも制しています。宮本師もこの成績には笑顔、笑顔!

ニシノラッシュは脚元に古傷を抱えていますが、最近は小康状態を保って安定しています。担当の長谷川がよくやってくれて、今では時に脚元に不安があることを忘れてしまうのでは? と思わせるほど元気いっぱいですよ」

 その長谷川助手のもう1頭の担当馬は、昨年の菊花賞で2着に健闘したクリンチャーです。クリンチャーは1月4日に放牧先の大山ヒルズから栗東トレセンに帰厩し、現在は京都記念を目標に調整を進めています。

「デビュー戦からずっと2000m以上のレースを使っているように、長いところで本領を発揮してくれるはず。今年こそは昨年勝てなかったGIを勝ちたいです」(宮本師)

 極悪馬場だった菊花賞のあとはじっくりと休養。満を持して、古馬第一線に挑みます。今週の水曜に行われた2週前追い切りではウッドチップコースで一杯に追われ、かなりしっかりと動かされていましたよ。担当の長谷川助手によれば、このひと追いでかなり雰囲気も変わったそうです。

「このあたりで少しピリッとさせておきたかったのですが、こちらの意図どおりキリッとしてきていいかんじです。ただし、もともと競馬を使うとガラリと良くなるタイプでもあります」

 まだ1月ですし、大目標のGIまではまだ日があります。使い続けて良くなるタイプなら、目標と見込まれる天皇賞(春)、そしてそのあとの宝塚記念でもいわゆる“使い減り”を感じさせないレースが期待できそうです。

「ピークが長く続くのがいいところですね。“ホップ、ステップと”二段階目にかなり上昇したとしても、最後に三段階目の“ジャンプ”でしっかり走る余地がある馬なんです」(長谷川助手)

 先日、同世代のダンビュライトAJCCで力強い競馬をしました。ダンビュライトは三冠すべてのレースに参加し、安定した成績をおさめてきましたので、その成績を物差しとして考えると、クリンチャーにはかなり大きな期待を寄せてしまいます。

「まだ2勝馬ですが、GI2着馬らしいポテンシャルの高さを感じています。“今年は飛躍の年にしたい”。そう願っています」(長谷川助手)

(取材・文:花岡貴子)

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