「
東京新聞杯・G3」(4日、東京)
得意の東京コースで巻き返しだ。
ダイワキャグニーは31日、美浦Wで単走。伸びやかなス
トライドから、直線は馬場の六分どころを気分良さそうに駆け抜け、4F55秒2-39秒3-12秒8を計時した。
直後の
ディアマイダーリン(6歳1600万下)に騎乗し、その動きを見守った菊沢師は「負荷が足りないようなら併せようかと思ったが、十分と判断したので後ろから見ていた。躍動感があって気分良く走っていたし、いいと思う」と仕上がりに自信を見せる。
前走の
中山金杯は、9着に敗れた
弥生賞以来2度目の右回り。しかも重賞未勝利馬ながら、同世代の重賞勝ち馬と同じハンデ56キロを背負った。「道中の動きを見て一瞬、惨敗も覚悟したけど、あそこまで(5着)来たからね。進化している」と内容を評価した。
今回は2走前の
キャピタルSを勝った時と同舞台。休み明け2戦目で体調面での上積みも見込める。初タイトル奪取への下地は整った。「不安が多かった前走より、楽しみが多い。メンバーはそろったが、力強く成長した姿を見せたい」。春の大目標・
安田記念へ見通しを立てたい。
提供:デイリースポーツ