ディーマジェスティ、
リアルスティール、
イスラボニータ、
ゴールドシップと、最近6年間の勝ち馬のうち4頭がGI馬へと育っている。クラシックを占う上で見逃せない重要な一戦。
1.2歳重賞での序列があてにならない
前走ですでに重賞を勝っていた馬の過去10年の成績は[1-1-0-4]。当然すべてが上位人気だが、勝ったのは2014年の
イスラボニータただ一頭のみ。あっけなく実績馬が馬群に沈むシーンが毎年のように繰り返されてきた。
2.キャリア不問の傾向が強まる
最近5年間の勝ち馬のうち、
イスラボニータ以外の4頭は1勝馬。さらに、一昨年の
ディーマジェスティ、2015年の
リアルスティールは前走がそれぞれ未勝利・新馬だった。
3.2か月半以上の休み明けは苦戦
2か月半以上の休み明けでここに挑んだ馬は、過去10年で19頭いて、連対馬は3頭のみ(
ディープブリランテ、
イスラボニータ、
スワーヴリチャード)。いずれも同一コースで行われる東京スポーツ杯2歳Sの連対実績があった、という共通点がある。
ステイフーリッシュは
ホープフルSで3着。仕掛けての反応が鈍く大外を回らされる形になりながら、きわどいところまで追い上げており、直線が長い東京コースに替わって戦力アップが計算できる。また、
ステイゴールド産駒は過去10年で4頭が出走して2勝と好相性だ。