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進化した超良血馬ソシアルクラブ 東上の真意/トレセン発秘話

  • 2018年02月07日(水) 19時01分
 レイデオロを筆頭に、強豪4歳が集結するGII京都記念が今週のメインディッシュなのは間違いなかろうが、東京で行われるGIII共同通信杯クイーンCの3歳2重賞もまた重要なレースなのは言うまでもあるまい。ともにダービーオークスが施行されるコース。しかも広い本格派コースならではの純粋な力勝負になりやすいことから、例年厩舎サイドがクラシック級の期待を寄せる素質馬が集まる傾向にある。

「時期的なものも大きいですよね。すでに賞金を持っている馬なら、余裕を持ってチューリップ賞から本番(桜花賞)となるんでしょうけど、賞金がない馬が直前のトライアルで目一杯に仕上げると、本番でお釣りなしということになってしまいかねませんから」

 発言の主はクイーンCソシアルクラブをエントリーしている池添学調教師だ。刻一刻とクラシックシーズンは迫ってくるが、今の段階なら、たとえここで賞金を加算できなくても、次の矢が打てるし、加算できれば、ゆとりを持って本番に挑める。ただ、ソシアルクラブにとっては時期的なもののほかにも、このクイーンCをチョイスした理由があるという。

「速いところに行ってもケロッとしているのがこの馬の良さ。心肺機能が高くて、中身がそれだけすごい馬なんです。タイプ的には桜花賞というよりはオークス。東京のマイルといえば、中距離をこなすぐらいの馬に適性がありますよね。そういうタフな舞台の方がこの馬にはいいと思って」

 桜花賞オークスの牝馬クラシック2冠を含め、GI6勝を挙げたブエナビスタを母に持つ、この超良血馬は現状、まだカイバ食いが安定しないなど、頼りない面を残している一方で、トモがしっかりしたことで、ドッシリ走れるようになるなど、確実な進化も見せているという。

 まずは抽選をクリアしなければならないが(賞金400万円の出走確率は現時点で20分の13)、ソシアルクラブが無事に出走を果たし、ここで賞金を加算するようなら…。桜花賞はもちろんのこと、それ以上にオークスへの期待度がグッと高まることになる。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

東京スポーツ

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