オフタイムの馬の顔は競馬で見せる勇ましい顔とは全く違って可愛らしいものです。特に目がクリっとして顔の小さい馬は、ぬいぐるみのように抱きしめたくなるほど愛らしい!
最近、取材させていただいている馬の中では
モズカッチャンと
レッツゴードンキの牝馬2頭がめっちゃ目鼻立ちが整っていて、美人さんですね。古馬になったばかりの
モズカッチャンは可愛い系、明けて6歳になった
レッツゴードンキは以前より面長になって可愛い系から美人サンになりました。そんな彼女らを見ていると癒されます。その調子で馬券でも癒されたいものです!
京都記念を狙う
モズカッチャンは、このあとはドバイ遠征を視野に入れています。
「昨年の秋は
ローズSからの始動でした。あのときは7着に負けましたが、同じ休み明けでも今回のほうが動きはいいですね。とっても元気です!」と担当の古川助手。
以前、このコーナーでもお伝えしたとおり、昨年と比べると背も伸びてひとまわり大きくなっています。
「馬体重は前走と比較すると増えていますけど、背が伸びたこともあって太目感はないですね。成長分です」
今回の舞台は優勝した
エリザベス女王杯と同じ京都・芝2200mです。
「いまの時計のかかる馬場は苦にしません。牡馬相手ですが、ドバイに遠征したら強豪と戦うわけですから。どこまでやれるか、楽しみですね」
そして、
フェブラリーSに登録のある
レッツゴードンキですが、復帰初戦は「まだ調整中」(梅田師)とのことでした。
「
フェブラリーSに出た場合、ずっと乗ってくれている岩田騎手は別の馬で先約があるからジョッキーを探さなければいけない。昨年優勝した
京都牝馬Sでは59キロを背負うことになってしまうけど、
阪急杯なら54キロで出れる。この春は
高松宮記念に向かう可能性が高いから、
フェブラリーSに行かないなら
阪急杯からの始動になるだろうね」
両馬とも目一杯の仕上げはその次かと察しますが、今回も十分勝負になるデキにはあるでしょう。春のGIに向け、よきスタートを切って欲しいものです。
(取材・文:花岡貴子)