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フェブラリーS・G1」(18日、東京)
ノンコノユメは14日、内田博が騎乗して美浦Wへ。先行する僚馬2頭を見ながら単走で追われた。中2週と間隔が詰まっているため、タイムは6F84秒3-38秒5-13秒1と控えめ。それでも力強いフットワークで駆け抜け、状態の良さをうかがわせた。
「前走後も、いい方向に持ってこられている。いい感じで追い切りができた」と鞍上も好調ぶりをアピール。根岸Sをレコードタイムで快勝したが、反動はなく高いレベルで体調をキープできている。
3歳時の15年11月の武蔵野S制覇を最後に勝利から遠ざかり、復活へ向けて陣営の試行錯誤が続いた。明けて6歳となった前走の根岸Sで、これまでのモヤモヤを一気に吹き飛ばす快勝劇。今度はG1の舞台で完全復活を証明するだけだ。
「前回はこの馬らしいところを見せてくれた。今回もその脚を見せてくれれば」と加藤征師は連勝へ期待を寄せる。はまったときの切れ味はメンバー随一。作戦は迷わず末脚勝負。府中の長い直線で再び豪脚がさく裂する。
提供:デイリースポーツ