フェブラリーSと
阪急杯の両睨みで調整されてきた
レッツゴードンキでしたが、
フェブラリーSへの出走が正式に決定したのは14日水曜の午後のことでした。
「ダートと芝、どちらでもGIで勝負になるだけの力がある馬ですからね。どちらに出走したとしてもいいように調整してきました」と
梅田智之師。
香港遠征のあと、帰国検疫を経て吉澤ステーブルWESTに放牧に出された
レッツゴードンキ。栗東に戻ってきたのは今年の1月18日でした。
「もう少し遅く戻ってくるプランもあったんですが、それよりも1週間早く入厩したんです。結果的にこのタイミングでちょうどよかった」
追い切りでは先週今週と2週続けて坂路でしっかり追われています。しかも、先週の1週前追い切りでは49秒7-36秒2-12秒0とその日の一番時計をマーク。今週は15日木曜に力強い動きで50秒9-36秒3-12秒4を記録しています。
「休み明けということもあり、スタートから飛ばしていきました。ドンキらしい、いい動きでしたよ」と騎乗した西原助手はニッコリ。好感触を得ていました。
レッツゴードンキにとって牡馬相手のダート戦は初めてになります。
桜花賞馬が砂の舞台でどのような走りを見せるのか、楽しみですね。
(取材・文:花岡貴子)