02年
中山金杯(GIII)を制した
ビッグゴールド(牡8、栗東・中尾正厩舎)が、脚部不安の為に3日付で登録を抹消、現役を引退することとなった。今後は滋賀・東近江トレーニングファームにて乗馬として繋養される予定。
同馬は
父ブライアンズタイム、
母ビューティフルゴールド(
その父Mr. Prospector)という血統。半兄に02年
京都ジャンプS(JGIII)2着の
ビッグハンター(牡9、高知・
雑賀正光厩舎、
父トニービン)がいる。00年10月のデビュー戦(京都・芝1200m)を制し、翌年のクラシック三冠にも全て出走(11、9、13着)。02年の
中山金杯で重賞初制覇を果たした。03〜04年は不振が続いていたが、05年
大阪城S、大阪-ハンブルクC(共にOP)と連勝。続く
天皇賞・春(GI)では果敢に先行して最後まで粘り、勝った
スズカマンボから0.2秒差の2着と健闘を見せた。その後は勝ち星を挙げることが出来ず、前走の06年
天皇賞・春(13着)が現役最後のレースとなった。通算成績57戦6勝(重賞1勝)。