☆25日(日)中山競馬場で行われる第92回
中山記念(GII)に出走を予定している
ペルシアンナイト(牡4、池江厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎
ペルシアンナイトについて、
池江泰寿調教師
・昨年の秋はマイルにこだわって使って来ましたが
マイルCSは大外枠で不利な条件をデムーロ騎手の好騎乗もあって克服して差し切ってくれました。3歳での勝利ということで非常にマイル適性の高い馬と感じさせてくれました。
・その後は放牧に出ました。あまりにも元気がいいと牧場で手を焼くのですが、その点放牧先のスタッフが慣れていて強弱をつけながらしっかり調整をしてくれました。年が明けてそんなに馬体重の変化はありませんが身体つきに逞しさが出て古馬らしくなってきたと感じます。
・この春は中距離路線を見据えて
大阪杯を大目標としています。マイルならあの切れ味を見せられるのですが中距離になるとその切れ味が影を潜めるので中距離戦でもその切れ味を引き出すことがこの春のテーマです。
・一週前の調教は長めから追い切って終いを伸ばすもので、マイルの切れ味を中距離でも引き出すことに主眼を置きました。最終追い切りはデムーロ騎手が乗りました。当該週はビッシリやりません。調教は6ハロンからですが実質時計が出たのは4ハロンから3ハロンで併せにいったのは2ハロンでラストは馬なりで、実質先週が本追い切りでした。今週は微調整でした。
・今回の舞台中山1800メートルは距離的にこなすと思います。器用ですからコーナー4つでも大丈夫です。ただ今までマイル戦で見せた切れ味はなかなかのもので、それをこの舞台で出すことができるかというところがポイントです。同じ休み明けでも
富士ステークスの時より仕上がっています。マイルと中距離、両方で大きなタイトルが取れるよう頑張ります。
《取材:檜川彰人》
ラジオNIKKEI