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内田博幸騎手がフェブラリーSでの勝利を振り返る「本当に馬に感謝」

  • 2018年02月21日(水) 19時30分
 ノンコノユメ(セン6・美浦・加藤征弘)でフェブラリーS(GI)を制した内田博幸騎手に、水曜日(2/21)の朝の調教スタンドで見事な勝利を振り返ってもらった。

「当日の馬の状態も前走より上向いていましたので、あとは自分がどううまく導いていくかだと思いました。

 スタートは前回(根岸S・GIII・1着)より速くはなかったですが、後ろから外に出せましたし、砂を被らず競馬ができて良かったです。前にゴールドドリームなど有力馬もいましたし、ペースも速いと感じたので、差して来れるかなとは思いました。

 結構前残りの馬場で、特に土曜日は追い込み切れない感じでしたが、ある程度流れるとは予想していてもあそこまでハイペースになるとは思いませんでした。

 ゴールドドリームが先に動いて、直線ではちょっと離され過ぎたと思いましたが、途中からは交わせるかなと。ここまで来たら勝つしかないと自分にも馬にも言い聞かせましたが、あれだけの脚を使ってくれた馬を褒めたいですね。やはりGIの勝利は格別です。

 ダート競馬では後ろから差してくるというのは厳しいと思いますし、ノンコノユメ自体が体の大きな馬ではないのですが、根岸Sが58キロ、フェブラリーが57キロと斤量を背負ってもしっかり末脚を使ってくれました。本当に馬に感謝です」

 また今週の中山記念(GII・中山芝1800m)では、ヴィブロス(牝5・栗東・友道康夫)の手綱を取る。

「この馬は堅実ですね。どんなレース展開になっても必ず差してきます。体が増えてきているのは、良いことだと思いますね。昨年も中山記念(5着)を使って良い形でドバイに行きました。ドバイターフ(GI)を勝った馬に、昨年同様またこのレースで乗せてもらえるのは嬉しいですね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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