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本番とは性格が異なるトライアル/弥生賞展望

  • 2018年02月27日(火) 06時00分
 弥生賞は毎年のように少頭数になるため、本番の皐月賞とはまったく異なるスローペースで流れることが通例だ。皐月賞の1000m通過が61秒を超えたのは2008年が最後だが、弥生賞での1000m通過は61秒を超えるのが当たり前。同じコースで行われながら、皐月賞の予行演習としては必ずしもベストとは言い切れない面がある。

1.勝つのは前走1着馬

 過去10年の勝ち馬のうち8頭までが前走で1着だった馬で、直近では5連勝中。トーナメント戦の準決勝のような位置にあるレースで、前走で負けた馬の巻き返しは困難。

2.オープン初挑戦は苦戦

 それ以前にオープン特別か重賞を走った経験のない馬の連対は、過去10年で2009年2着のミッキーペトラのみで、1着はない。500万条件をステップ弥生賞を連対したプレイ、カミノタサハラマイスタイルの3頭には、いずれも以前オープン特別か重賞に出走した経験があった。

3.朝日杯勝ち馬は不振

 弥生賞に限ったことではなく、過去10年の朝日杯の勝ち馬で3歳初戦も勝利したのは、2012年のロゴタイプ(スプリングS)だけ。ほとんどが1、2番人気に支持されていたことを考えれば、その不振ぶりは軽視できない。


 ワグネリアンは中京芝2000mの新馬戦で上がり3F32.6秒という驚愕の数字を叩き出して注目されたが、その後道悪の阪神やハイペースの東京でも圧勝して、どんな条件でも満点回答を出している。適性云々より能力自体が優越している可能性は高く、パワーを要する中山コースも不安材料にはなりそうにない。

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