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難解ハンデ重賞の好走条件とは/中山牝馬S展望

  • 2018年03月08日(木) 06時00分
 ここを最後に繁殖入りする馬もいれば、ヴィクトリアマイルへの叩き台としてここから始動する馬もいて、各馬の思惑も仕上がりもバラバラ。そのためなかなか一筋縄では収まらないレースである。

1.ベテラン優勢

 阪神開催の2011年を除く過去9回で、4歳が1勝に対して5歳が5勝、6歳が3勝。勝率もそれぞれ2.1%、11.1%、8.3%と、4歳馬は苦戦する傾向が強い。

2.距離短縮が強い

 同じく過去9回、前走で2000m以上の距離を使われていた馬の勝率が11.5%であるのに対して、前走1800m以下を使われていた馬は勝率2.8%。2000m以上を走れるスタミナの持ち主が優位に立つ。

3.リピーターが強い

 レディアルバローザは2011、2012年とこのレースを連覇したが、2012年はそこまで凡走続きで8番人気まで支持を落としていた。ヤマニンメルベイユはこのレースで3→1着、キストゥヘヴンは3→1着と着順を上げているが、勝った年はそれぞれ6番人気と4番人気。過去に好走歴がある馬は近況が悪くても軽視できない。


 トーセンビクトリーは昨年の勝ち馬。それ以来勝ち星から遠ざかっているが、適条件より微妙に長い距離で強敵相手に挑んだ結果でもある。前走のAJCCでは牡馬一線級を相手に5着。ベストの芝1800mで牝馬限定戦なら、ハンデを背負っても中心は動かせない。

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