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良馬場なら大型先行馬の出番/フラワーC展望

  • 2018年03月15日(木) 12時00分
 フラワーCの勝ち馬が桜花賞に出走したのは、最近では2012年のオメガハートランドが最後。以降の勝ち馬は、オークスへ直行したり、あるいはバウンスシャッセファンディーナのように皐月賞に挑戦したり。どちらにしても、中距離志向が強い牝馬にとって、3歳戦で最初の目標レースという位置付けになっている。

1.大型馬が強い

 過去10年の勝ち馬の平均馬体重は481.4kg(阪神開催の2011年を含む)。阪神開催の2011年、重馬場の2012年を除くと490.5kgまで上がる。ちなみに、過去10年の全出走馬の平均馬体重は453.0kg。メンバー中最高馬体重だった馬が過去10年で3勝を挙げていて、メンバー中ベスト3まで広げると7勝になる。

2.良馬場なら先行有利

 過去10年間のうち、重馬場の2012年と阪神開催の2011年を除く8年における、勝ち馬の4コーナー通過順位は、新しい方から順に「2・1・1・4・3・3・1・1」。「行った行った」の決着になることは稀で、2着には差し馬が届くケースが多いのだが、勝ち馬に関しては、4コーナーで先団に取り付いていることが必須条件であると言っていい。
 
3.極端には荒れない

 過去10年で1番人気が7連対。馬柱上はメリハリの少ないメンバー構成になることが多いので、一見すると混戦のようにも思えるのだが、意外と順当に収まるのがこのレースの通例だ。過去10年間で馬連が万馬券になったのは2015年だけ。その年も1・3着馬は1番人気と2番人気だった。


 14日時点では週中〜週末の雨予報はない。ならばロックディスタウンの復権に期待したい。阪神JFは1番人気を裏切って9着に敗れたが、スピード勝負のマイル戦で自身のリズムで運べなかったことが大きい。また、中間順調さを欠いた面もあったようだ。初戦でタイムフライヤーを競り負かして、2戦目では牡馬相手に札幌2歳Sを制覇。落ち着いてレースに臨めれば、この馬を中距離で負かせる牝馬が同世代に何頭もいるとは思えない。

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