GIに昇格して2度目の
大阪杯。昨年は
キタサンブラックの貫禄勝ちだったが、今年は果たしてどうなるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/1(日)
大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)
スワーヴリチャード(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)は昨年のダービー2着馬で、今年初戦の
金鯱賞をV。超スローペースで楽に逃げた
サトノノブレスをキッチリと捕らえての完勝で、順調ぶりをアピールした。今回は右回りがどうかだが、阪神では新馬・未勝利戦とはいえ2・1着と結果を残しており、大幅に割引する必要はなさそう。ここで念願のGI初制覇なるか。
サトノダイヤモンド(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は
金鯱賞で3着。昨年の
凱旋門賞(15着)以来の休み明けで、直線の反応もやはり鈍かったが、エンジンがかかってからはさすがの脚を見せた。この一叩きで状態が戻れば、前走の差はなくなるはず。2016年
有馬記念以来のGI・3勝目を期待したい。なお、これまでのレース全てで騎乗していた
C.ルメール騎手がドバイに遠征するため、今回は
戸崎圭太騎手とコンビを組む。
シュヴァルグラン(牡6、栗東・
友道康夫厩舎)は昨年の
ジャパンCで
レイデオロ、
キタサンブラックを撃破。続く
有馬記念は3着だったが、不利を受けながらのもので、現役トップクラスの実力馬であることは示した。今回は休み明けの上、距離も短いが、地力を考えれば当然侮れない。
その他、昨年の
皐月賞馬
アルアイン(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、3歳で
マイルCSを制した
ペルシアンナイト(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、
AJCCを勝った
ダンビュライト(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)、3連勝中の新星
トリオンフ(セ4、栗東・
須貝尚介厩舎)、
AJCCで2着の
ミッキースワロー(牡4、美浦・
菊沢隆徳厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。