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【岩田康誠騎手インタビュー】クロコスミアでドバイターフ参戦 「もう一度あの気持ちを味わえたら」

  • 2018年03月29日(木) 15時00分
 31日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイターフ(G1・芝1800m・1着賞金3,600,000米ドル=約3.8億円・24時35分発走)。15頭中5頭が日本馬となったこのレースにクロコスミア(牝5、栗東・西浦勝一厩舎)とのコンビで臨むのは岩田康誠騎手。昨年の府中牝馬S(GII)では岩田騎手が騎乗し、強力な先行力を武器にGI馬3頭を破った。

 岩田騎手は豪州のメルボルンC(G1)をデルタブルースで勝利し、ロードカナロアでは香港スプリント(G1)を連覇。昨年も韓国G1のコリアCをロンドンタウンで制すなど海外のレースをいくつも制しているが、ドバイはジェンティルドンナと臨んだ2013年ドバイシーマクラシック(G1)の2着が最高着順。ドバイへの遠征もその2013年以来の5年振りとなる。今回のドバイターフに懸ける強い思いを語ってくれた。

「みなさんこんにちは。岩田康誠です。今週末に行われるドバイ国際競走のために水曜日に現地入りしました。今年はクロコスミアドバイターフに挑戦します。

 ホッコータルマエで何度もドバイを経験している陣営なので追い切りも含めて中間の調整はお任せしています。輸送は無事にクリアしてくれたようですし、日本でも夏場が得意な馬なので調子は上向いていると聞いています。ワンターンの1800mは府中牝馬ステークスを逃げ切った条件ですし、力のいる芝も望むところですからね。

 日本馬も含めて相手は強いですが、海外のレースにおいてこの馬の先行力は大きな武器だと思います。ドバイではジェンティルドンナで悔しい思いをしているので、自分自身としてもこの場所で結果を出したい気持ちは強いです。

 これまで何度か海外でも勝たせていただきましたが、海外で聞く君が代は格別です。日の丸を背負う日本代表としてもう一度あの気持ちを味わえたらと思っています」

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