「
ドバイターフ・UAE・G1」(31日、メイダン)
元
メジャーリーガーの“大魔神”こと佐々木主浩オーナー(50)が、連覇が懸かる
ドバイターフを前に胸中を明かした。愛馬
ヴィブロスは既に来春の繁殖入りが決定しており、今回が最後の中東遠征。ここできっちりと結果を出し、
大阪杯を戦う異父兄
シュヴァルグランとの国内外G1ダブル獲りといきたいところだ。
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ヴィブロスの連覇に向け、今の心境は。
「自分はさっき(29日朝)こちらに到着したんですが、馬もこっちに来てから状態がいいので楽しみ。去年の方が緊張していました。人馬とも慣れもあるかなと思います。本番はまた違うでしょうけど」
-枠は7番に。
「空港に着いた瞬間、Wi-Fiをつないで、“ヨシッ”と思いましたね。いいところに入りました。外だけは嫌だったので」
-2年連続の参戦。
「去年獲った時に、今年も現役ならもう1回ドバイに、と決めていました。こういうところに出られるだけでありがたい。(勝ったあとの雰囲気が)全然違いますから」
-鞍上はC・デムーロ。
「新馬戦も乗ってくれていますし、任せるだけです」
-今年は好天続き。
「不器用な馬じゃないし、コースは問わないと思うのですが、暑い時季がいいみたいで、毛ヅヤが全然違いますね」
-日本では
大阪杯に所有馬の
シュヴァルグランが出走する。オーナーはどちらに行くか、迷わなかったか?
「迷わなかったですね。あっちは長男に任せてきました。(自分は)ドバイが好きなので(笑)」
-一緒に祝勝会となれば最高。
「いいっすね。そうなったらうれしいです。シュヴァルはこの後、天皇賞で秋はジャパンCを走ることになるでしょうが、
ヴィブロスは決まっていません。ただ、来年は繁殖入りするので、ドバイは今年が最後。そういう意味でも頑張ってほしいですね」
提供:デイリースポーツ