現地時間31日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイターフ(G1・芝1800m・1着賞金3,600,000米ドル=約3.8億円)は、好位でレースを進めたO.マーフィー騎手騎乗の2番人気ベンバトル(牡4、UAE・S.ビン・スルール厩舎)が直線で先頭に立って、2番手争いを演じる日本勢を突き放して優勝した。勝ちタイムは1分46秒02。

　日本勢はドバイターフ3連覇を果たせなかったが、4番人気ヴィブロス(牝5、栗東・友道康夫厩舎、C.デムーロ騎手)、1番人気リアルスティール(牡6、栗東・矢作芳人厩舎、M.バルザローナ騎手)、7番人気ディアドラ(牝4、栗東・橋田満厩舎、C.ルメール騎手)が2着を争う形に。ヴィブロスが2着、リアルスティールとディアドラが3着同着となった。

　また、9番人気クロコスミア(牝5、栗東・西浦勝一厩舎、岩田康誠騎手)は7着、3番人気ネオリアリズム(牡7、美浦・堀宣行厩舎、J.モレイラ騎手)は8着だった。

　勝ったベンバトルは、父Dubawi、母Nahrain、その父Selkirkという血統。これが初のGI制覇となった。

※人気はJRA発売のもので表記しています。