「
ドバイシーマクラシック・UAE・G1」(31日、メイダン)
もどかしい直線だった。ハナを奪ったUAEの
ホークビルが後続を引き離し始めた直線半ば、6〜7番手の外から追い上げた2番人気の
レイデオロが
ルメール騎手のしったに応えて必死に前を追うが、差は詰まらない。4着で、
日本ダービー馬の実力を見せつけることはできなかった。
勝った
ホークビルは5番人気。2着はデットーリ騎乗の6番人気ポエッツワード、3着はバルザローナ騎乗の1番人気クロスオブスターズ。C・デムーロ騎手騎乗の4番人気
モズカッチャンは後方集団からインを突いて伸びるも6着入線。モレイラ騎乗の
サトノクラウンは7着に終わった。
ルメール騎手「ペースが遅くて少し引っ掛かってしまった。直線で反応はしたけど、前も止まらなかった。応援してもらったのに残念です」
藤沢和雄調教師「流れが遅く掛かったね。中団から脚は使っているが、前も止まらない。でも、若い馬が遠くまで来て、落ち着いていい競馬ができた。馬にはいい経験になったはず。(海外に)何回か連れてくれば少しは違うのかな。1回だけでは何とも言えない」
提供:デイリースポーツ