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桜花賞・G1」(8日、阪神)
リバティハイツは4日、栗東坂路で単走追い。1本目を73秒4で体をほぐし、2本目へ。北村友を背に前半は折り合いに専念。最後に鞍上から合図が送られると瞬時に反応。弾むようなアクションで4F54秒2-12秒0をマークした。
「もともとセンスのいい馬ですが、コントロールがしやすくて反応も良く、パワフルでした」。北村友は手綱から伝わってきた手応えの良さにうなずく。
トライアルという位置付けながらも、近年は
桜花賞へ直結することが少なかったフィリーズR。だが、昨年は2着馬の
レーヌミノルが桜冠へと輝いた。もちろん今年の勝ち馬
リバティハイツも侮れない存在だ。
「さらに相手は強くなりますが、戦いがいがあります。でも、初めて見た時から馬体の作りは重賞級でしたし、背中の感触も良かった。血統的にも大きいところに連れて行かなくてはならない馬です」と高野師は強い決意をにじませた。
提供:デイリースポーツ