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3200mという舞台ながら、スピードが求められる/天皇賞・春展望

  • 2018年04月24日(火) 09時00分
 このレースを2連覇したキタサンブラックが引退。また、キセキサトノダイヤモンドという菊花賞勝ち馬も不在で、GI馬は昨年のジャパンC勝ち馬シュヴァルグラン一頭のみ。GI馬が5頭出走していた大阪杯に比べ、華やかさに欠ける顔ぶれで行われることになって、人気も割れそうだ。

1.スピードが求められる舞台

 冬の京都開催が不順な天候に祟られた影響が心配されたが、レコードで決着したマイラーズCを見てわかるように、今春の京都もまた高速馬場になった。春の淀の3200mはスタミナ以上にスピードが求められる条件であり、一連の長距離路線とは一線を画する。

2.先行する準備はできているか

 過去10年で阪神大賞典から臨んだ馬の成績は[3-2-4-48]だが、阪神大賞典での4コーナー通過順位が3番手以内だった馬の成績は[3-2-1-20]。つまり、天皇賞で連対した阪神大賞典組は、すべて前走で先行する脚を見せていた、ということになる。阪神大賞典に限らず、前走の脚質が「逃げ・先行」だった馬が過去10年の天皇賞で7勝して2着4回。

3.順調に使われている馬が中心

 過去10年の勝ち馬で、前走馬券圏外から巻き返した馬は2頭のみ。1頭は2014年のフェノーメノで、前走の日経賞は5着と言っても0.5秒差だった。もう一頭の2012年のビートブラックは、二頭で離して逃げる形から粘り込んだもの。長丁場のGIということで、勝ち負けするためには心身ともにピークに近い状態が求められる。不振馬の巻き返しは、展開を味方につけた場合にほぼ限定される。


 クリンチャーは昨年の菊花賞2着を含めて、これまで京都コースでは[2-1-0-0]のパーフェクト連対。3コーナー過ぎの下り坂を利用してスピードに乗っていけるコース形態が合っているようだ。前走の阪神大賞典は「一周目の3コーナーを勝負所だと馬が勘違いしてしまった」らしいが、いかにも前哨戦と割り切った敗戦でもあった。折り合いを欠く場面がありながら3着に粘り込んだのだから、むしろスタミナの確かさに自信を深めた部分もあるのではないか。武豊騎手の騎乗停止による乗り替わりは誤算だが、あえて仕掛けを遅らせた前走の布石が、今走に活きてくるものと見る。

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