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天皇賞・春ダイジェスト/勝ちタイムは3分16秒2(良)

  • 2018年04月29日(日) 18時31分
2018年 天皇賞・春(GI・京都芝3200m/天気:晴/馬場:良/17頭立て)

 5番ヤマカツライデンが好スタートを決めて出て行くが、外から17番トミケンスラーヴァが並んできた。1馬身半差で6番ガンコと11番シュヴァルグラン、その内に4番カレンミロティック、さらに1馬身差で9番ソールインパクトが続く。1馬身半差で1番ミッキーロケット、その外に8番クリンチャー、2馬身開いて2番チェスナットコート、また3馬身開いたところに15番トーセンバジルがいる。1馬身半差で10番サトノクロニクルと14番アルバート、その内に7番ピンポン、2馬身差で12番レインボーライン、2馬身差で3番シホウ、その外に13番トウシンモンステラが続いて、さらに2馬身後ろの最後方が16番スマートレイアーとなった。

 各馬1周目のスタンド前へ。先手争いはヤマカツライデンが制し、トミケンスラーヴァが2番手に。ガンコシュヴァルグランと続いて、クリンチャーは8番手、レインボーラインは11番手につけている。1000mの通過タイムは60.1秒。

 2周目に入り、ヤマカツライデンが一旦リードを広げていく。向正面に入るとサトノクロニクルが進出を開始。シュヴァルグランの外まで並んできた。そのシュヴァルグランも3コーナーで動きだし、ガンコとともにヤマカツライデンを交わした。

 最後の直線に入って、シュヴァルグランが先頭に躍り出た。ガンコは苦しくなって後退。シュヴァルグランの後ろからはクリンチャーが脚を伸ばしてきており、さらにレインボーラインがその内に切り込んできた。残り200m地点で一旦は抜け出したシュヴァルグランだったが、内からレインボーライン、外からクリンチャーが迫る。最後は、レインボーラインシュヴァルグランとの叩き合いを制してゴール。阪神大賞典に続く連勝で、悲願のGI制覇を果たした。

 シュヴァルグランはクビ差の2着。さらに1/2馬身差の3着はクリンチャーとなった。ガンコは14着だった。勝ちタイムは3分16秒2(良)。なお、レインボーラインはゴール入線後に岩田康誠騎手が下馬。状態が心配されていたが、右前肢跛行と診断された。

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