19日、01年フェブラリーS(GI)などを制しているノボトゥルー(牡10、栗東・森秀行厩舎)が、右第1指骨を剥離骨折していることがJRAから発表された。完治には3か月以上かかる見込み。

　ノボトゥルーは、父Broad Brush、母Nastique(その父Naskra)という血統の米国産馬。半姉にサンダーキトン Thunder Kitten(父Storm Cat、ハニービーH-米G3)がいる。98年10月に美浦・萩原清厩舎からデビュー。その後、栗東・森秀行厩舎に転厩すると、01年1月のジャニュアリーS(1600万下)、根岸S(GIII)、フェブラリーSと3連勝でGI制覇を果たした。その後も、02年、04年とちぎマロニエC、02年兵庫ゴールドT、03年さきたま杯(いずれも交流GIII)を制し、昨年のJBCスプリント(交流GI)でも3着に入るなど、交流重賞を中心に息の長い活躍を見せている。通算成績79戦11勝(うち地方42戦4勝、海外1戦0勝、重賞6勝)。