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NHKマイルCダイジェスト/勝ちタイムは1分32秒8(良)

  • 2018年05月06日(日) 18時35分
 1番カツジ、5番プリモシーンがスタートで出遅れ。11番ケイアイノーテックも行き脚がつかず後方からの競馬となった。まずは8番ダノンスマッシュがダッシュ良く出て行くが、3番テトラドラクマがその内から上がってきてハナを奪った。この2頭の直後に4番フロンティア、その内に2番ファストアプローチが続き、これらの外を16番ミスターメロディが上がっていった。ファストアプローチの後ろには9番ギベオンと15番カシアスがおり、カツジはその1馬身後ろまでポジションを上げてきた。カツジの外に18番ロックディスタウン、1馬身差で10番パクスアメリカーナ、その後ろで7番タワーオブロンドン、6番リョーノテソーロ、17番レッドヴェイロン、12番アンコールプリュらが一団を形成。1馬身差でプリモシーン、その外に13番ルーカス、1馬身半差でケイアイノーテックと続いて、さらに2馬身後ろの最後方が14番デルタバローズとなった。

 600mの通過タイムは34.4秒。各馬一団となって3〜4コーナーを回って最後の直線へ。直線に入り、まずは逃げるテトラドラクマダノンスマッシュミスターメロディが追うが、この2頭の間を割ってギベオンが上がってきた。後方からはレッドヴェイロンとケイアイノーテックが脚を伸ばしてきている。タワーオブロンドンは内の馬群が壁になってしまっている。残り200m手前でギベオンが先頭に躍り出て、懸命に食い下がるミスターメロディを振り切ったが、外からレッドヴェイロンとケイアイノーテックが迫る。最後はゴール前でもう一伸びしたケイアイノーテックが、ギベオンを捕らえて優勝。3歳マイル王の座に輝いた。鞍上・藤岡佑介騎手にとっても、これが初のGI制覇となった。

 ギベオンはクビ差の2着。さらにアタマ差の3着にはレッドヴェイロンが入った。タワーオブロンドンはようやく追い出せたところで挟まれる不利もあって12着、テトラドラクマは直線半ばで力尽きて14着に終わった。勝ちタイムは1分32秒8(良)。

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