1番
カツジ、5番
プリモシーンがスタートで出遅れ。11番ケイアイノーテックも行き脚がつかず後方からの競馬となった。まずは8番
ダノンスマッシュがダッシュ良く出て行くが、3番
テトラドラクマがその内から上がってきてハナを奪った。この2頭の直後に4番
フロンティア、その内に2番
ファストアプローチが続き、これらの外を16番
ミスターメロディが上がっていった。
ファストアプローチの後ろには9番
ギベオンと15番
カシアスがおり、
カツジはその1馬身後ろまでポジションを上げてきた。
カツジの外に18番
ロックディスタウン、1馬身差で10番
パクスアメリカーナ、その後ろで7番
タワーオブロンドン、6番
リョーノテソーロ、17番
レッドヴェイロン、12番
アンコールプリュらが一団を形成。1馬身差で
プリモシーン、その外に13番
ルーカス、1馬身半差でケイアイノーテックと続いて、さらに2馬身後ろの最後方が14番
デルタバローズとなった。
600mの通過タイムは34.4秒。各馬一団となって3〜4コーナーを回って最後の直線へ。直線に入り、まずは逃げる
テトラドラクマを
ダノンスマッシュと
ミスターメロディが追うが、この2頭の間を割って
ギベオンが上がってきた。後方からは
レッドヴェイロンとケイアイノーテックが脚を伸ばしてきている。
タワーオブロンドンは内の馬群が壁になってしまっている。残り200m手前で
ギベオンが先頭に躍り出て、懸命に食い下がる
ミスターメロディを振り切ったが、外から
レッドヴェイロンとケイアイノーテックが迫る。最後はゴール前でもう一伸びしたケイアイノーテックが、
ギベオンを捕らえて優勝。3歳マイル王の座に輝いた。鞍上・
藤岡佑介騎手にとっても、これが初のGI制覇となった。
ギベオンはクビ差の2着。さらにアタマ差の3着には
レッドヴェイロンが入った。
タワーオブロンドンはようやく追い出せたところで挟まれる不利もあって12着、
テトラドラクマは直線半ばで力尽きて14着に終わった。勝ちタイムは1分32秒8(良)。