昨年の
凱旋門賞馬・エネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)の脚部不安による調整・復帰戦の遅れにより、欧州最大のレースの1つ、10月7日にパリ・ロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(G1・芝2400m)のブックメーカー各社の前売りオッズにも変化が出ている。
エネイブルの僚馬で、4月29日にパリ・ロンシャン競馬場で行われたガネー賞(G1・芝2100m)を4馬身差完勝した昨年の欧州
最優秀3歳牡馬のクラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)が前売り1番人気に浮上した。同馬の次走は、5月27日にアイルランドのカラ競馬場で行われるタタソールズゴールドC(G1・芝2100m)が有力。
また、5日にイギリスのニューマーケット競馬場で行われたクラシック第1冠目の英2000ギニーを制し、日本産馬初の英国クラシック制覇の偉業を達成した
ディープインパクト産駒のサクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、上記ゴスデン厩舎の有力2頭に次ぐオッズとなっている。