10日、
皐月賞をザ石で回避した
ダノンプレミアムが
日本ダービーに向けて2週前追い切りを行った。
ウッドチップコースで準オープンの
ゼンノサーベイヤーを前においての併せ馬。4〜5馬身後ろから追いかけ、直線で並びかけてゴール前併入した。
「行き出してからスピードのある馬なので、その点には注意して乗りました。4コーナーまでは気持ちよく走らせてちょうどいいかんじで進めました」と騎乗した猿橋助手。
淡々と
ダノンプレミアムの走りを振り返りつつも、改めてこの馬のポテンシャルの高さを感じたようだ。
「(乗っている自分としては)直線でゆっくり並びかけようと思っていました。併せた
ゼンノサーベイヤーは調教でも動く馬ですからね。でも、(仕掛けたら)取りつくまでが速かったし、反応も凄く良かったです。
バランスよく走っていました」
そして、この馬の乗り味は相当にいいものらしい。しみじみとその感想を述べた。
「やっぱり走りだしたら凄いですよね。いいです」
馬の雰囲気については特に変わった様子はないとのことだ。
「順調です。もともとコンディションに波のあるタイプではないので変わらず良好です。順調に来ているのかな、と思います」
(取材・文:花岡貴子)