現地時間20日、米・ピムリコ競馬場で行われた
プリークネスS(3歳、米G1・ダート9.5f)は、J.
カステラーノ騎手騎乗の4番人気のバーナーディニ
Bernardini(牡3、米・T.
アルバートラニ厩舎)が道中先団追走から4角付近で先頭に並びかけると、好位から伸びた3番人気スウィートノーザンセイント Sweetnorthernsaintに5.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分54秒65(良)。さらに6馬身差の3着には7番人気
ヘミングウェイズキー Hemingway's Keyが入り、
ケンタッキーダービー(米G1)を制し、1番人気に支持されたE.プラード騎手騎乗のバーバロ
Barbaroは、スタート直後に右後脚を故障し、競走を中止している。
勝ったバーナーディニは、父A.P.Indy、母は95年
ハリウッドスターレットS(米G1)を制した
Cara Rafaela(
その父Quiet American)という血統の米国産馬。06年1月にデビューし、2戦目で初勝利。続くウィザースS(米G3)も制し、2連勝でここに臨んでいた。通算成績4戦3勝(重賞2勝)。
鞍上のJ.
カステラーノ騎手、管理するT.
アルバートラニ調教師ともに同レース初制覇となった。