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京都のダ1900m戦、中心はやはりあの馬/平安S展望

  • 2018年05月16日(水) 06時00分
 かつてはフェブラリーSの前哨戦という位置づけだったが、5年前からこの時期に移動、同時に距離も100m延長された。帝王賞へのステップレースとしての役割が注目されるようになっている。

1.平坦京都で先行馬が頑張れる

 直線で坂のある阪神のアンタレスSから直線平坦の京都へ替わって、逃げ・先行有利がセオリーである。現在の条件になってからの5年間で先行馬が4勝。昨年のグレイトパールも向正面マクリで4コーナーでは2番手という競馬だった。

2.斤量を背負っている馬が強い

 時期変更後の5年間で、56kgを背負った馬が連対率5.6%であるのに対して、57kg以上の馬は29.1%。冬に行われていた時は、GI連戦の合間ということもあって上がり馬に台頭の余地があったが、この条件になってからは実績馬優位の傾向が強まっている。

3.巨漢馬が力を発揮

 同様の過去5年間で、馬体重520kg以上の馬が[4-2-2-18]で連対率23.1%。それ未満の馬の7.5%を大きく上回っている。大箱の京都をひと回りするコースであり、巨漢馬の力押しが他場以上に威力を発揮する様子だ。


 ダートでは6戦6勝といまだ底を見せないグレイトパールが中心。前走のアンタレスSは長期休養明けで完調には一息という状態だったが、GIIIレベルでは問題にならなかった。超大型馬の休み明け2戦目で反動には注意が必要だが、京都替わり、距離延長はプラス材料になる。

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