「
オークス・G1」(20日、東京)
一瞬で突き放された。
桜花賞2着からの逆襲を期した
ラッキーライラックは3着。雪辱はならなかった。
道中は好位で運び、
アーモンドアイにマークされる形。直線は伸びを欠き、ラ
イバルに並ぶ間もなくかわされ、さらには先に抜け出していた
リリーノーブルにも突き放された。
石橋脩は「出た位置で折り合いに専念しようと。4コーナーで振り向くと(勝ち馬の)
シャドーロールが見えて…。ここにいるのかと。折り合いも我慢してくれたけど」と肩を落とす。松永幹師も「上位2頭が強かったですね」と完敗を認めた。
1次登録していた
凱旋門賞への挑戦も白紙となった。今年から
オークスの1〜3着馬に前哨戦のヴェルメイユ賞・仏G1(9月16日・パリロンシャン)の優先出走権、登録料、輸送補助が付与されるが、「ないと思う。1度リフレッシュして秋に巻き返したい」とトレーナー。(有)サンデーレーシング代表の吉田俊介氏も「勝っていれば盛り上がったけどね。行かないと思う」と話した。
提供:デイリースポーツ