明日27日に行われる
日本ダービー(GI・東京競馬場芝2400m)で一番人気に支持されている(26日13時現在)
ダノンプレミアムが無事、26日12時3分に東京競馬場に到着した。
日本ダービーに出走予定の関西馬の中では一番乗りだ。
ダノンプレミアムは栗東トレーニングセンターの中内田厩舎を予定どおり午前6時に出発。道中、若干の渋滞はあったが、大きなトラブルに巻き込まれることもなく東京競馬場の出張厩舎へたどり着いた。
担当する吉波厩務員によれば「
ダノンプレミアムは馬運車の中でも落ち着いていた」とのこと。
「もともと環境の変化には強い馬ですね。渋滞中はモニターで落ち着きを確認しました。順調です」
実は、
ダノンプレミアムが乗ってきた馬運車には20インチのカラー液晶モニターが設置されており、かなり鮮明に様子が確認できる。もしも馬がイラついたり発汗したりしても、モニター越しにすぐに状態は把握できるのだ。
実戦は
弥生賞以来。
弥生賞の時は出張馬房の近隣で工事が行われており「その物音を気にするところがあった」(吉波厩務員)そうだ。
「でも、今回はそういったことはなく静かですね。到着後も落ち着いています」
皐月賞はザ石のため回避を強いられた。それゆえ、陣営は無事を願う気持ちがことさら強いようだ。
「とにかく無事にレースに出走して、無事に帰ってきて欲しいですね」(吉波厩務員)
(取材・文:花岡貴子)