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日本ダービー・G1」(27日、東京)
弥生賞以来、3カ月ぶりの実戦となる
ダノンプレミアムが26日、堂々と決戦の地へ降り立った。「17年(サウジアラビアRCで)、東京には来ているし、環境の変化には動じないタイプ。
弥生賞は近隣の民家の工事で装鞍からうるさかったが、ここは静かですね」と吉波厩務員は目を細める。競馬で見せる激しい闘争心とは裏腹に、馬房に入ったプレミアムは実に落ち着いたもの。輸送疲れを見せることなく、おいしそうにカイバをほおばった。
皐月賞は右前の挫石で無念の回避。ここがぶっつけ本番になったが、同厩務員は仕上がりに胸を張る。「いつも休み明け、休み明けで来ている馬ですが、力は出してくれています。先週、今週の追い切りの動きも良かったし、うまくスター
トラインに立つことができました」。無傷5連勝でのダービー制覇へ。その瞬間が刻々と近づいてきた。
提供:デイリースポーツ