安田記念(GI・東京芝1600m)に出走する
キャンベルジュニア(牡6・美浦・
堀宣行)が、31日(木)、ウッドチップコースで併せ馬で追い切った。同馬について森調教助手のコメント。
「前走(
京王杯SC・GII・2着)後、中2週なので、先週末から速いところを始めています。今週の追い切りでは、終いはトップスピードというより1度しっかりギアを上げ、その後は馬なりでした。指示通りの良い内容だったと思います。
間隔が詰まっているので、中間の調整過程では前走の疲れをしっかりとることを最重要視してやってきました。背腰に疲れが出やすい馬で、前走後もそういうところがありましたので、その辺をしっかりケアをしながら調整してきて、先週末くらいから状態も上がってきました。前走に近い状態で出走できると思います。
状態が良ければ、去年も中1週でダービー卿CT(GIII)に出走して2着になっているように、(間隔が詰まっている時は)その辺をしっかり見極めて調整していますし、状態に関してはGIで良いパフォーマンスができるくらいの状態で出走できると思います。
前走は1400mだったのでチークピーシーズを着けましたが、その効果があったので、今回も着ける予定です。6歳になりますが、レース数はさほど使っていませんし、今は充実していますね。マイルは慣れていますし、東京コースも向いているので、この舞台は合うでしょう」
(取材・文:佐々木祥恵)