25日、札幌競馬場で行われた6R・フレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金200万円)は、
川島雅人騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)
アロマンシェス(牡2、北海道・
米川昇厩舎)が道中は後方を追走し、直線外から一気に末脚を伸ばすと、3番人気
シマノジョオウに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分03秒3(良)。本馬の勝利が06年新種牡馬
ザカリヤ産駒の初勝利となった。さらに2.1/2馬身差の3着には、ホッカイドウ競馬初の白毛馬として注目されていた4番人気
マルマツライブが入った。
勝った
アロマンシェスは
父ザカリヤ、母は
レパーティー(
その父コマンダーインチーフ)という血統。4月6日の能力検定(門別、ダート800m)では51秒8のタイムで合格していた。
新種牡馬の
ザカリヤは、
父Zafonic、
母June Moon(
その父Sadler's Wells)という血統。98年12月のデビュー戦から2連勝を飾り、4戦目の99年ニュージーランドT4歳S(GII)で重賞初制覇。続く
NHKマイルC(GI)でも2着に入るなど活躍した。しかしその後は勝てないレースが続き、02年11月の
カシオペアS(14着)を最後に現役を引退した。通算成績27戦3勝(重賞1勝)。引退後はサンシャイン牧場分場に供用され、初年度は6頭に種付けを行っている。